【健康保険】保険の相談に行く前に、知っておきたい健康保険②

もう1つ、健康保険で押さえておきたい制度があります。

それは、傷病手当金

もし万が一病気やケガで会社を休まなければならない時、その期間お給料が出ないと生活に困ってしまいますよね。

...が、この傷病手当金はそんな時に私たちを助けてくれる制度なのです。

一言で傷病手当金とは、最長1年6カ月間は、それまでの標準報酬月額の三分の二に相当するお金が入ってくる制度です。

わかりやすく言ってしまうと、「働けなくなっても、それまでの給料の三分の二が最長1年6ヶ月は入ってくるよ」ということです。

なんて手厚いんだ、健康保険。笑

「病気になっても、結構休めるな。しかも、有給つなげたらマックス20ヶ月休めるな」

と会社員である私は思ったのでした。

また大きな会社にお勤めの方は傷病手当金の支給額が多めに設定されていることも多くあるので、今一度ご自身が加入している健康保険の中身を確認してみることをお勧めします。

 

と、ここで1つ注意点があります。

この傷病手当金国民健康保険には含まれていない制度なのです

なので、もし国民健康保険加入者で働けなくなった時に備えたいというのであれば、そこに備えた保険を検討する余地はあるかもしれません。

 

以上、私が感じた「健康保険で知っておきたいポイント」を伝えさせていただきました。

まとめると

1.医療費の自己負担は3割になる。

2.高額療養費制度

3.傷病手当金(国民健康保険には含まれず)

上記3つが健康保険の押さえておくべき必須のポイントだと思います。

 

今一度私たちがもともと加入している健康保険の制度をしっかりと理解して、保険の加入を最小限にすることが、長きにわたって支払う無駄な保険料を無くすことができるのではないでしょうか。

 

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【健康保険】保険の相談に行く前に、知っておきたい健康保険

「保険の見直し相談」というワード、最近至る所で目にしませんか?

私も金融機関勤務でわりかし堅い仕事に就いているため、まわりにいる人も皆当たり前のように複数の保険に加入しています。

「いやでもちょっと待って。私たちってそもそも保険に加入してないか?」

そう、健康保険。国民みんなが加入している保険。

しっかり毎月保険料も払っているのに、その内容を私は全く理解していませんでした。

でもこの健康保険、調べてみたらとても良い保険だったんです。

今回はそんな健康保険の知らないともったいないポイントをお伝えしたいと思います。

 

そもそも私たちは、会社員の方は健康保険、自営業者・フリーター等の方は国民健康保険に加入しています。

健康保険・国民健康保険の1つ目のメリットとして、70歳未満の方ですと医療費の自己負担割合が3割になる(70〜75歳未満の方は2割、75歳以上の方は1割)ということは皆さんご存知だとは思いますが、もう1つ知っておきたい制度があります。

高額療養費制度」これが健康保険・国民健康保険の2つめのメリットです。

この制度、一言で言ってしまうと「病院への一ヶ月の支払いが一定の限度額を超えた場合には超過分の医療費がほとんどタダになりますよ」という制度です。

はてその限度額とはどれくらいのものなのか。それは所得に応じて変わってくるのですが、ここでは例として※標準報酬月額28万〜50万の方をみてみましょう。

※標準報酬月額とは、4月〜6月の給与等(通勤手当等含む)の支給額平均です。年収でいうと約370万〜770万位といったところでしょうか。

 

標準報酬月額28万〜50万の方ですと自己負担限度額は以下になります。

8万100円 + ( 総医療費- 26万7千円)× 1%

はい、ここだけみてもイメージが湧きづらいと思います。笑

例として、医療費が100万かかったとします。自己負担割合は3割なので実際支払う金額は30万になるはずです。ですが、ここで活きてくるのがこの高額療養費制度。上の算式に当てはめて計算してみると

8万100円 + (100万 - 26万7千円)× 1% = 87,430円

実際に支払う金額は87,430円となるのです。

 

「あれ?結構減るのね。」

そう思いませんか?私は思いました。笑

おおざっぱにいって、入院が短い病気の医療費は高くても100万円、長期に及ぶものでも300万円程度とみられているので、上記に当てはめると長期の場合でも約10万ちょっとの支払いで済んでしまうのです。(差額ベッド代や食事代等の諸経費は含まれていません)

ちなみに標準報酬月額26万円以下の方ですと、自己負担限度額は57,600円です。(所得に応じた高額療養費の自己負担限度額はネットですぐに調べられます)

よく「入院に備えて」、「大きな手術に備えて」と保険に勧誘されますが、これだったら貯金でいけるかも。しかも病気するかわからんし。(あくまで私個人の意見です)

 

健康保険に加入している私たち日本国民は、もともとわりかし良い保険に入っているのだなあと感じたのでした。

 

長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います。

次の記事では、もう1つ知っておきたい健康保険の傷病手当金についてお伝えしたいと思います。

 

 

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本ブログ開設にあたって

お金と食事。

この2つは私の心を満たしてくれるものです。

 

しかし、昔は違いました。

「将来のために無駄な出費は抑えよう」「贅沢することに罪悪感を覚える」

「安いところで食べても、高いところで食べても味は対して変わらないでしょ」

こんな思考回路でした。

自分自身が「お金を使う」ということを極力避けるようにし、入ってきたお金はそのまま未来のために極力置いておこうと思っていました。

 

そんな中土日が暇で暇でしょうがなかった私は、毎週図書館に行っていました。

多ジャンルの本を読み漁る中で、自分の職業にも結びついている「お金」に関する本は、読めば読むほど過去の自分の思考回路を覆していきました。

 

私たちが知っておくべきお金に関する知識はたくさんある。

そう思いました。

 

私たちは学校でお金の教育を受けていません。だから私はお金をただ置いておくという方法以外知らなかったのです。入ったお金は少しでも減らさないように倹約をしていく...。そんな私にとって「お金」にまつわる本は毎週私にたくさんの新しい知識と考え方を与えてくれました、

ここではそんな私のお金に関する知識をアウトプットできる場として使用していけたらと思います。

 

またもう1つのテーマとして「食」を掲げたのは、

お金について学べば学ぶほど、私は自分が満足感を得ることだけにお金を使っていきたいと思うようになりました。そして私にとって一番の満足感と感動を与えてくれるのは食だとわかったのです。今や私の支出割合の大半を占める食事。そんな私が今まで出会った素敵なレストラン(食事)を少しでも紹介できていけたらと思います。